夏に温活?暑い季節の天敵“冷え問題”を解決しよう
「身体が冷える」というと、寒い冬の季節を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実は、クーラーの効いた部屋で過ごしたり、冷たい食べ物や飲み物をとったりする夏も身体が冷えやすいのです。
この記事では、暑い夏の天敵・冷えを乗り越える“温活”をご紹介します。
身体が冷えるとどうなるの?
身体が冷えると、様々な影響があります。例えば、便秘や下痢などの症状が出たり、免疫力や内臓機能が落ちたり、疲れやすくなったり……。また、女性の場合は、女性ホルモンが乱れて生理不順や生理痛などの悩みに繋がることも。
そもそも、冷えの原因は?
運動不足による筋肉量の低下、ストレス・睡眠不足などの生活環境による原因が多いとされています。また、冷たい飲み物を取り過ぎると冷えに繋がります。冷えを予防するためにも、温活を取り入れてみませんか?
温性・熱性の食材をチョイスしよう
まずは、食事から温活を取り入れてみましょう。ポイントは、“身体を温める食べ物”です。毎日の健康維持や病気の予防などを目的とした中国の伝統医学に基づいた食事「薬膳」をご存知ですか?以下の表のとおり、薬膳の食材は身体を「温める」か「冷やす」かで5つの分類に分けています。温活には「温性」「熱性」の食材がオススメです。
涼性・寒性の食材は、加熱すると冷やす作用が弱まるとのこと。是非、取り入れてみましょう。
外食の時はどうする?
自炊をするなら、上記のポイントも気を付けられそうですが、外食の時はどうでしょうか。気温が高い時はついつい冷たい物を頼みがちですが、クーラーの効いた部屋で食べる時はなるべく温かい物を食べてみませんか。また、マイ唐辛子を持ち歩くなど、熱性・温性の調味料をちょい足しすれば、身体が温まるだけでなく、味変にもなりますね!
暑い日が続くと料理をする気力も奪われ、外食やコンビニ食が続いてしまうこともありますが、温活を意識して、バランスや栄養を考えた食生活を取り入れてみてくださいね。
普段の服装で気を付けることは?
学校や職場など、多くの人が過ごす空間では自由に温度調整ができません。冷えないよう、常にカーディガンやブランケットを用意しておきましょう。
“見えないところ”でも温活!
熱中症にならないためには、水分補給をこまめにとる必要があります。常温以上が望ましいとされていますが、暑い日はついつい冷たい飲み物を選んでしまいがち。
そんな時オススメの温活アイテムは、腹巻!「暑い時に腹巻なんて……」と思うかもしれませんが、素材によってはストレスなく着ることができます。シルクは吸湿性・通気性に優れているため、汗をかいても快適に過ごすことができるそう。腹巻をすることで、お腹だけでなく、腰も温めることができます。また、シルクの他にも、吸水性のある綿やタオル地を選ぶように意識してみてください。
普段の生活に運動をプラス!
筋肉量が少ないと冷えにつながります。ウォーキングや水泳などで筋肉量を増やすことができますが、なかなか忙しい毎日の中に取り入れるのは大変ですよね。そこで、温活のために筆者や編集部が取り組んでいるアクションをご紹介します。
目標歩数を決めて歩いてみる
筆者は1日8000歩を目標に掲げ、毎日チャレンジしています!夕方、会社を出る時に歩数を確認すると、だいたい4000歩程度なので、会社から1駅分(15分程度)歩いたり、少し遠回りしたりしています。1日の目標歩数を決めておくと、「目標達成まであとXXX歩だから、もうちょっと頑張ろう!」とスイッチが入るのでオススメです!また、歩く時は姿勢に気を付けたり、いつもより少し早歩きするように心がけています。
運動歴が全くない筆者は、あくまでも「続けられる」ことを重視しています!皆さんも自分に合った運動を取り入れてみてください。
編集部が取り組んでいる、毎日の運動は?
編集部メンバーに「日々の運動で取り組んでいることは?」と聞いてみたところ、UさんとOさんは「ヨガ」と回答してくれました。有酸素運動の1つであるヨガは、身体を内側から温める効果があると言われているため、温活にピッタリ!さらに、肩こりや腰痛などの身体の不調改善、自律神経を整えることにも効果的だそうです。
おわりに
今回はすぐにできる夏の温活をご紹介しました。毎日少しずつ継続していくことで、暑い夏にも負けない健康的な身体づくりにも繋がります。まずは、食事、服装、運動……生活の中で取り組めそうなことから始めてみてくださいね。
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