「水で作っても意外と美味しい!」CaNdayコミュニティメンバーで非常食を食べてみた
皆さん、こんにちは!
今回は、日新火災情報システム株式会社(以下、NISK:ニスク)で、2023年10月に実施したCaNdayコミュニティのワークショップ『非常食を食べてみる会』についてのお話です。
★CaNdayコミュニティの活動まとめ
ワークショップを開催した背景
今年の夏、StockBaseさんに取材させていただきました。その際、印象に残った言葉があります。
この言葉を聞くまでは、正直「非常食はとりあえず備えておけばいい!」というイメージがあり、実際に筆者の家にあった非常食は“美味しさ”や“栄養”について考えて選んだとは言い難いものばかりでした。
家にある非常食を見直そうと見直す前に、CaNdayコミュニティにも自分と同じ境遇の人がいるかもしれないと思い、災害時の食に関する不安要素についてアンケートを実施。そこでは、非常食に対して「あんまり美味しくなさそう」「気軽に試せるものではないな」といった声が挙がりました。
地元の防災訓練に参加
StockBaseの取材やアンケートの回答を受け、「非常食の準備をしなくては!」「でも、買ったのに美味しくないってなったら嫌だなぁ」とモヤモヤしていたタイミングで、地元の自治体の防災訓練に参加することに。
そこで、非常食を食べさせてもらうことができました。1口いただくと、これは美味しい……!一緒に参加した家族や周りの参加者とも、「美味しいね!」と話していました。
ワークショップ開催!
地元の自治体の防災訓練に参加したことをきっかけに、事前に非常食の味を知っておくこと、自分が美味しく食べられる非常食を見つけることも災害の備えの1つと考えました。
ワークショップを通して、参加者が実際に味を知ることでもしもの時の備えに役立ててほしい。
そんな想いで、ワークショップを企画しました。
今回は、大きな地震によって避難所での生活を余儀なくされた場合を想定し、火を使わずに作ることのできるものを用意。参加メンバーに試食してもらいました。
サタケ:マジックライス
1つは、地元の自治体の防災訓練に参加した際に食べて感動したサタケの「マジックライス」(味は、白飯・チャーハン・ドライカレー)。マジックライスについては、特別にお湯で作ったものを用意し、水で作ったものと食べ比べをしてもらいました。
★感想★
・水で調理した方は少し硬いお米が混ざっていましたが、基本的には味も触感も普段食べているものとあまり変わりなかったです。
・我が家でも登山用のアルファ米をストックしていますが、水から作ったものは多分初めて食べました。食べ比べをすることで、「お湯で作ったものと変わりなく食べられるんだ!」と知ることができました。
・白米は水の味がありましたが、味が濃いチャーハンやドライカレーはおいしく食べられました。冷たさや違和感もなく食べることができました。
Instagram:https://www.instagram.com/satake_jp/
水で作ったカップ麺
もう1つは、警視庁がX(旧Twitter)にて紹介し、話題になった水で作るカップ麺です。警視庁のサイトを参考に、カップラーメン・カップうどん・カップ焼きそばを作ってみました。
★感想★
・個人的に、「これはこれであり!」と感じました。あたたかいものはもちろんおいしいですが、別物としておいしかったです。
・通常のカップ麺なので、お湯で食べるように作られているのか薄味でした。美味しくないわけではないので、非常食としては使えると感じました。
・普通においしく食べられました。「うどんも冷たいものと温かいものがあるから冷たいカップ麺もありだよね。」と言っているメンバーがいて、なるほどなと思いました。
まとめ
マジックライスもカップ麺も、参加者のほとんどが「想像以上に美味しかった」と回答。非常食に対するイメージが覆った人も多く、「今後の備えの参考にしたい」「実際に購入したい」とコメントした社員もいました。
筆者は、これまで非常食がスーパーなどに置いてあることすら把握していませんでした。しかし、最近は勉強を兼ねて非常食が置いてあるコーナーを必ずチェックしています。そして、家族とも話し合い、もしもの時に備えて自分たちに必要なものを確認して購入しました。
皆さんもこの記事を読んだら是非、自宅に備えている非常食を確認し、買い足す際は、美味しさと栄養を考えた上で選んでみてくださいね。