おいしいお米を炊くヒントは冷水!?水道水のローリングストック
近年増えてきている、自然災害。日頃からもしもの時に備えておくことで、自分の身を守ることができます。ただ、備える必要があるとわかっていても、「何を備えておけばいいの?」「重い腰が上がらない……」という人も多いのではないでしょうか。
そこで始まった企画、『防災手帖』。私たちがリアルにやっている防災アクションや心がけていることをご紹介していきます。第2回は、編集部・クロ(日新火災withCaNday初登場!)が担当します。
★前回はこちら
自己紹介
名前:クロ
入社年:2019年入社
仕事内容:社内や代理店さんが利用するシステムの開発、改定など
水道水を冷やしてローリングストック
私が実践しているのは水道水の「ローリングストック」。ローリングストックとは、普段から少し多めに飲み水や食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ補充することで、常に一定量の日用品・食品備蓄しておくことを指します。
筆者がお米を炊く時は、水道水を使います。しかし、夏場の水道水はぬるく、飲み水としても炊飯用の水としてもイマイチで……。そんな時、耳にしたのは「お米をおいしく炊くには冷たい水を使った方が良い」という話!そこで空いたペットボトルに水道水を冷やし始めたのが、水道水をローリングストックするようになったきっかけでした。実際、冷水では米の吸水率が上がり、炊き上がり時のツヤが良いとのことでした。冷やした水は、炊飯用だけでなく、夏場の飲み水としても重宝しました。
冬場は寒いので、水を冷やす必要はなかったのですが、被災地で断水している様子をニュースを通して見て、「もしもの時に備え、一定量は蓄えておくべきか」と考えるようになり、現在も続けています。
水道水は冷蔵庫で10日ほど保存可能ですので、10日以内のサイクルでローリングしましょう。筆者は季節によって増減がありますが、1Lのペットボトル2本を冷やしてローリングしています。
(長期保存には向かないので別途、長期保存水を準備することもおすすめします。)
おわりに
今回は編集部・クロによる「水道水のローリングストック」をご紹介しました。お金をかける必要もなく、いつもの生活の延長に防災があることを意識してもらえたらいいなと思っています。この記事をきっかけに「これならできそう」と思ってくれる人が1人でもいたら嬉しいです。