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今年のバレンタインは、フェアトレードで。ピープルツリーのこだわりチョコ

もうすぐ、バレンタイン!たくさんのチョコが店頭に並ぶこの時期、なんだかワクワクしてきますよね。今年のバレンタインは、少し趣向を変えて、フェアトレードチョコを候補にしてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介するのは、素敵なパッケージが魅力的でつい手にとってしまうピープルツリー。美味しさの秘密やフェアトレードを広めるための素敵な取り組みをぎゅっと凝縮してお届けします!

ピープルツリーのフェアトレードチョコが人気の理由

ピープルツリーのフェアトレードチョコは、秋と冬のシーズンしか販売していない季節限定商品です。それはなぜかというと、ピープルツリーのチョコレートに使われる油脂成分が100%ココアバター*だから。というのも、純粋なココアバターはとてもデリケートで、30℃前後で溶け始めてしまうのだそう。そのため、夏に運搬すると溶けてしまうことがあるのです。

ココアバター100%のチョコは、一般的なチョコとどのような違いがあるのでしょうか。
市販されているチョコの多くは、ココアバターに加えて植物性油脂が入っています。植物性油脂を混ぜることで溶けにくいチョコを作ることができるのです。しかし、ピープルツリーは極上の口どけを味わってため、余計なものを加えずにココアバターのみでつくっています。

こだわりはココアバター100%黒糖や粗糖、ナッツやドライフルーツといったトッピングなど原材料はすべてオーガニックで、乳化剤、着色料、保存料のいずれも使用しておらず、シンプルでピュアな味わいです。

原材料から生産まで世界フェアトレード連盟が定めた「フェアトレード10の指針」が守られていることを証明するWFTO製品認証や、有機JAS認証なども取得している安心・安全なチョコです。

*ココアバターとは一般的にカカオバターとも呼ばれています。

ピープルツリーの方に聞いた、フェアトレードで出来ること

ピープルツリーは、フェアトレード専門ブランドで、さまざまな国のフェアトレード団体とパートナーシップを結び、雑貨や服飾といったいろいろなアイテムをつくっています。どういった取り組みなのか、ピープルツリーの鈴木さんにお話をお聞きしました。

「フェアトレードは、“皆が幸せに暮らす“ことが目的。チョコレートの場合、ピープルツリーと、現地の小規模農家を束ねる生産者団体、チョコを作るスイスの工場と三者で、継続的なフェアトレードのネットワークを組むことで、地域によって異なる本当に必要とされている支援が可能となります。」

具体的には、カカオ豆を使っているボリビアでは、医療保険制度の提供や年金基金の積立、子どもたちの大学進学の学費援助など、人生設計のバックアップ支援をしています。また、ペルーやドミニカ共和国などでは、無料の健康診断を実施したり、健康に働ける環境を整えているのだそうです。

「日本が輸入しているカカオの7割がガーナ産です。ガーナのカカオ農園では児童労働や労働力確保のための誘拐、人身売買が横行しています。フェアトレードでないチョコを買うことで、日本にいる消費者が、知らず知らず児童労働に加担している可能性があるのです。フェアトレードでは、正当な対価を支払うだけではなく、生産者の人権を守り、労働環境や安全性にきちんと配慮したものづくりをしています。フェアトレードのチョコを選ぶことは、こうした活動を支援することに繋がります。フェアであることが特別なことではなく、当たり前のことになってほしいと思っています。」と鈴木さん。

フェアトレードを通じて適正な賃金を生産者が受け取ることはもちろんですが、それだけが公正な取引というわけではなく、あらゆる場面で対等なやりとりをすること、生産者の生活の背景にまで目を向けることが、貧困問題や環境問題といった具体的な解決に繋がって“皆が幸せに暮らす”に近づいていくことがよくわかりました。

なかなか身近に感じることが難しい、これらの社会課題。鈴木さんは、チョコを食べることをきっかけに、その背景について関心を持ってもらえたら、と話します。

「まずは実際に味わっていただきたいです。パッケージがカワイイから買ってみた、食べたら美味しかった! から始まって、フェアトレードに関心を持っていただけたら嬉しいです。『どこで、誰が、どんなふうに作ってくれたのか』に思いを馳せたり、生産背景にあるさまざまな課題を知ったり、そしてどうしたら解決につながるのかを考えていただきたいです。」

フェアトレードチョコをもっと楽しめる『カカオポイント』とは?

ピープルツリーでは、作る人と食べる人がブランドを通して繋がれるカカオポイントプロジェクトを実施しています。
これは、チョコの包み紙に印刷されているカカオ型の応募券を集めて応募すると、10カカオポイントにつき1USドルが、オーガニック農法に取り組むコスタリカのカカオ農家の協同組合に寄付されるというもの。1USドルは、カカオの苗木1本分に相当し、苗木や有機肥料、技術研修などに役立てられるのです。

カカオポイントプログラムは、2013年に始まりました。当初はカカオの病害に悩むボリビアのカカオ農家に寄付し、これまでに8000本以上の苗木が植えられたそう。そして2018年、新たな寄付先としてコスタリカのカカオ農家への寄付が始まりました。

フェアトレードと寄付は別の取り組みですが、さまざまな支援の形で生産者をサポートしています。

また、カカオポイントプロジェクトは私たち消費者にも嬉しいメリットがあります。30ポイント集めればランチバッグが、50ポイント集めればトートバッグがもらえるのです 。(※いずれもオーガニックコットンで作られています)

専用応募用紙のダウンロードは、こちら

編集部の“推しピープルツリーチョコ”

秋冬しか手に入らない、ピープルツリーのチョコ。私たちも“秋冬限定”のチョコが店頭に並ぶのを心待ちにしていました!ここでは、編集部“推しのピープルツリーチョコ”をご紹介します。

オーガニックミルク

(写真提供:ピープルツリー)

定番のミルク味。濃厚で口どけがよく、優しい気持ちにしてくれます。コーヒーのおともに最高です。ミルクが濃厚なので、チョコレートが苦手な方でも、食べやすいかもしれません。

カラメルクリスプ

(写真提供:ピープルツリー)

甘さのなかに、カリっとしたカラメルクリスプがアクセントとなっていておいしいです!甘じょっぱさがやみつきになりそうな味。

オーガニックジンジャー&レモン

(写真提供:ピープルツリー)

ジンジャーとレモンのマリアージュによりスッキリした甘さです。ジンジャー好きの方におすすめです!

他にも、おいしい味がたくさんありますので、是非実際に食べてみてくださいね!

ピープルツリーが買える直営店や、フェアトレードを取り扱うお店など店頭で素敵なパッケージを見つけたら是非手に取ってみてください。また、オンラインショップも充実していますので、必見です!

直営店:自由が丘店、立川高島屋店
取扱い店舗

オンラインショップ:

おわりに

いかがでしたでしょうか。筆者は高校生の頃にピープルツリーと出会いました。パッケージの牛の可愛さに惹かれて、購入したミルクのチョコレートは、パッケージから想像つかない美味しさ。「おいしいチョコだな……誰が作っているのだろう」と調べて、初めてフェアトレードチョコであることを知りました。

貧困問題や環境問題と言われると大きな社会課題すぎて、自分一人が取り組んでも仕方ないと思うかもしれません。ですが、おいしいチョコレートで、生産者の生活をサポートできるアクションに繋がると思うと、日常生活に簡単に取り入れられそうな気がしてきませんか?

どんなフェアトレードチョコであっても生産者さんたちの顔が思い浮かぶことで、板チョコ1枚をよりおいしく、生産者さんとのつながりを感じ、大切に味わえそうではないかなあと感じます。チョコレートを選ぶ機会があったら、是非フェアトレードチョコを選択肢に入れてみてくださいね。

日新火災withCaNdayでは、以前にフェアトレードをもっと身近に感じてほしいという記事を掲載しています!是非こちらも参考にしてください。

【参考】
■ピープルツリー「よくある質問」https://www.peopletree.co.jp/choco/qanda/
■ピープルツリー「おいしさのひみつ」
https://www.peopletree.co.jp/choco/secret/
■ピープルツリー「おいしいチョコが笑顔をつなぐ」https://www.peopletree.co.jp/choco/action/
■ピープルツリー「会社案内  2022」
https://www.peopletree.co.jp/about/pdf/kaisya_annai_2022.pdf?_ga=2.237480256.1522839662.1670939152-1279518812.1667355612


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