ギフトにおすすめ!サステナブルなアクセサリー4選
これまでサステナブルなギフトとして、「体験ギフト」「癒しのギフト」をご紹介しましたが、今回は「アクセサリー」に注目してみたいと思います。
サステナブルなアクセサリーは、地球に優しい素材で、作り手の愛情や豊かな想像力によって作られています。想い、丁寧に作られたアクセサリーだからこそ、身に着けた時にはキラキラと輝きを増すのではないでしょうか? 大切な人に贈るギフトとしても、とってもいいですよね。
この記事では、サステナブルなアクセサリーを4つご紹介したいと思います。
海洋プラスチックから生まれたジュエリー
1つ目にご紹介するのは、海洋プラスチックから生まれた「sobolon」のジュエリーです。
sobolonのジュエリーは、可愛いで地球を守るをモットーに、海洋プラスチックを回収・洗浄・粉砕から制作までの全ての工程を丁寧に行っています。また、海洋プラスチックは、色・形・質感も様々で、製作されたジュエリーは世界で一点ものです。
sobolonとは元々、そぼろ=ボロボロやみすぼらしいという意味があるそうです。そんなボロボロともいえる海洋プラスチックを価値があるものになるように、すべてのモノに価値があるという視点を持って、代表の山崎さんはジュエリーを作っています。
役目を終えた素材やどうしても出てしまう端材で制作
2つ目にご紹介するのは、アップサイクルアクセサリーブランドの「SHITSURAE」のアクセサリーです。
SHITSURAEは、コロナ対策のパーテーションとして大量に出回ったアクリル板がその役目を終えた後も、アップサイクルできるよう立ち上げられたそうです。
SHITSURAEでは、アクリルや木、金属の端材をアクセサリーに使用しています。また、あえて着色はせず、素材の持つ色味や質感を活かして作成しているので、とってもシンプルにもかかわらず、奥行きのあるアクセサリーになっています。
写真のウッドシリーズは、木の部分は築地市場で何年も使われてきた家具で、豊洲移転の際に廃棄予定だったもの等を使用し、透明部分はアクリルで水族館の水槽やアクリルパーテーション等の端材や使用後の廃材を使用されています。
他にも様々な端材を使用しており、バリエーション豊富で、カラフルな色合いのアクセサリーや素材の質感を感じられるアクセサリーなど、様々な色合いや質感のものが揃っています。
デットストックの宝石を新たなジュエリーに
3つ目にご紹介するのは、長年眠った宝石を再びデザインし直している「HiMARI」のジュエリーです。
ロンドンブルートパーズとアクアマリンを素材としたリング。濃淡のブルーが深い海と穏やかな空の様です。特にアクアマリンは優しい落ち着きと深い包容力を秘めていると言われています。
HiMARIのジュエリーはデットストック(長期間放置されていた在庫品)の宝石を、新たな採掘と加工行わずデザインしなおして、再びジュエリーとして展開しています。宝石そのままジュエリーとなっており、宝石独自の輝きや色合いがあります。また、オーダーで制作してもらうこともでき、それぞれの好みに応じ、お手持ちのジュエリーや宝石を元に新たなジュエリーを制作することもできます。
ジュエリーを取り巻く環境、社会もサステナブルに
4つ目にご紹介するのは、ジュエリーの制作から販売まで持続可能な循環を目指す「ARTIDA OUD」のジュエリーです。
レモンの木の葉をモチーフとしたリング。葉を象ったリングと、ブラウン系のダイヤモンドの相性が良く、とても綺麗です。
ARTIDA OUDは、ジュエリーの製作から販売の過程において、以下の4つの点で持続可能な循環を目指しています。
1.途上国への寄付・チャリティ活動
2.地球環境に配慮した簡易包装の使用
3.ジュエリーパーツのリサイクル
4.生産者への適正な利益供与
星座や自然、動物、遺跡をモチーフとしたデザインがとてもお洒落で、壮大な自然界や古代文明にも想いを馳せることができます。また、リサイクル地金を使用した「レタリングカスタマイズ」では、メッセージやイニシャルを自由に刻印して、自分だけのジュエリーを作ることができます。
おわりに
いかがでしたか?「捨てられてしまうものを活用する」、「使われていなかったものを再活用する」、「購入を通じて生産者を支援できる」など、様々な工夫がされていますね。身に着けるアクセサリーのうち、1つでもサステナブルなアクセサリーがあると、「地球に優しいことをしているかも」と、気分が良くなると思います。
今後、アクセサリーをチョイスする際は、「サステナブル」をキーワードに探してみてはいかがでしょうか?