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#カバンの中身 からゴミを減らせる?マイ○○で、話題のゼロウェイストに挑戦

皆さんは「ゼロウェイスト」という言葉を聞いたことはありますか?
ゼロウェイストとは、無駄や浪費をせず、ゴミを出さないようにする取り組みのことです。最近、メディアなどでもよく取り上げられている食品ロスの削減も、この取り組みの1つです。

現在、世界中で注目を集めているゼロウェイスト。
簡単に取り組むなら、まずはカバンの中身から始めてみませんか?
この記事では、カバンの中身に「マイ〇〇」を増やすことでゼロウェイストを目指す方法をご紹介します。

捨てたゴミ、どこへ行く?

お菓子の袋やティッシュペーパー、普段の生活の中でゴミとして捨てたものたちが最終的にどのようにして処分されるか知っていますか?

まず、生ゴミや紙などの「燃えるゴミ」。これらは各市町村にて収集、清掃工場で焼却され、埋め立てられます。
「燃えないゴミ」は破砕機で細かく砕かれ、最終処分場にて定められた方法(埋め立てなど)で処理されます。

焼却や埋め立てを行うと、CO2が排出されます。CO2が増えれば地球の平均気温が上昇し、異常気象の多発につながるなど、私たちは安心して暮らすことができなくなってしまいます。
生活の中からゴミを減らすことは、地球のためにも自分たちのためにもなるのです。

マイ○○でカバンの中身からゴミを減らそう

それではまず、通勤カバンの中身からゴミが出ないようにしていきましょう。

ペットボトルからマイボトルへ

外出時、自動販売機やコンビニでついつい購入してしまうペットボトル飲料。持ち運びやすく、飲み終わったら捨てるだけなので荷物にならないのが便利ですよね。
しかし、1本100円のペットボトルを毎日購入することを想定してみてください。出てしまうゴミは1ヶ月で30本、1年で360本。さらに出費は1ヶ月で約3000円、1年で約36000円にもなります。

ペットボトルを買わなくなるだけで、ゴミが減って節約にもなります。

ペットボトルの代わりにマイボトルを使ってみましょう!
オススメは、ステンレス製で真空二重構造のマイボトル。外気の影響を受けにくいため、夏は冷たく冬は温かさをキープしてくれます。

外出中にマイボトルの中が空になってしまったら、街の給水スポットへ。
mymizu」というアプリでは、今いる場所から近くの給水スポットを探すことができます。

また、無印良品では自由に利用できる給水機が設置されている店舗もあります。

給水スポットを上手く活用して、ペットボトルを購入する頻度を減らしてみませんか?

マイボールペンを繰り返し使い続ける

続いて、書きやすさや機能性を重視して購入する人も多い、ボールペン。

筆者が利用しているボールペンはプレゼントでいただいたものですが、書き心地がなめらかなところが気に入っています。また、替え芯を補充して使えるものなので、今後も使い続けられるのも嬉しいポイントです。

ボールペンの替え芯を販売しているメーカーは多数。ゴミを減らす、という観点でも替え芯のあるボールペンを繰り返し利用することがオススメです。

もし、今使っているボールペンが壊れてしまって新たなものを購入するタイミングがあれば、“プラスチック以外のもので作られたボールペン”を検討してみませんか?

今回ご紹介するPENONは森林認証された木材を使用しています。環境に配慮した木材を使用することは持続可能な森林の利用と保護に繋がり、プラスチック使用料も削減します。
パッケージもプラスチックを使用しておらず、替え芯もあります。使い終わった替え芯は無償で回収してリサイクルするなど、環境に優しいのが特徴です!
デザインが豊富なところも魅力的。筆者はメガネペンのブラックを愛用しています。

常備しておきたいマイバッグ

2020年7月、レジ袋が有料化となりました。
実際、皆さんの中でもマイバック(エコバック)を持ち始めた方が多いのではないでしょうか?
全国の2100人を対象とした環境省の調査によると、常にマイバッグを携帯している人は全体の約60%です。

令和2年11月レジ袋使用状況に関するWEB調査

マイバッグを持ち歩くことでレジ袋の廃棄量が減り、環境に優しく買い物をすることができます。

また、現在、レジ袋の購入には1枚あたり3~5円かかります。急に買い物が必要になった時に出費を抑えるためにも、マイバッグはいつも利用するカバンに入れておくことをオススメします。

お弁当を買う時は、マイカトラリーを使ってみる

2022年4月1日に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック新法)」をご存知でしょうか。
生活に欠かせないプラスチックですが、廃棄時の海洋汚染や製造時・リサイクル時にCO2を排出しているという観点で問題視されています。プラスチック製造時には3100万トンのCO2が、リサイクル段階では1600万トンのCO2が排出されているのです。

このような背景もあり、施行されたプラスチック新法ですが、その中で使い捨てプラスチックの有償化(現時点でコンビニ各社は有償化を見送り)などの動きがあります。
コンビニでお昼ごはんを購入する際はできるだけ箸やスプーン、フォークをもらうのを控えてみましょう。

その代わり、マイカトラリーを始めてみませんか?
お気に入りの箸やスプーン、フォークを普段から持ち歩くことでゴミの量を減らすことができます。

おわりに

最初から完全にゴミを出さないようにするのは難しいことです。だからこそ、今できる範囲でゴミを減らしてみませんか?
今回はカバンの中身に「マイ〇〇」を増やすことで、ゴミを減らす方法をご紹介しました。あなたも是非、ゼロウェイストの第一歩を踏み出してみてください!

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