ワークショップ『サステナ、ナンダ』を開催!CaNdayコミュニティ運営メンバーで振り返りました
皆さん、こんにちは!
今回は、日新火災情報システム株式会社(以下、NISK:ニスク)で、2023年7月に実施したCaNdayコミュニティのワークショップ『サステナ、ナンダ』についてのお話です。3人の運営メンバーが座談会形式で振り返りました!最後までお付き合いいただけますと幸いです。
『サステナ、ナンダ』の始まり
小町:私たちは、2023年7月、『サステナ、ナンダ』といタイトルでワークショップを開催しました。今回は運営メンバーに加え、コミュニティメンバーから運営のお手伝いをしてくれる人を募集するという形で進めようとなりました。そこに応募してきてくれたのがKさんです。応募した理由を教えてください。
Kさん:これまでCaNdayコミュニティのワークショップなどに参加する度に、「いつも凝った作りで、いろいろと考えていてすごい!」と思っていました。そして、同時に「どういうアイデアで、どういう風に運営してるんだろう?」と気になっていたので今回応募しました。また、私に力になれることがあればいいなぁとも思っていました。
小町:いつもワークショップには積極的に参加してくれていましたもんね!ありがとうございます。運営の手伝いをするにあたって、周りの上司や同僚と話をしましたか?
Kさん:同僚とチームのリーダーには相談したかな。うちのグループはもともとコミュニティにも積極的だから、参加しやすい環境でした!
―『サステナ、ナンダ』の名前の由来
小町:7月のワークショップはもともと昨年と同様「プラスチックフリージュライ」をテーマに開催する予定でした。しかし、4~5月に実施した日新火災のSDGs調査で「SDGsの基本的なところを学びたい!」という声が多かったことを受け、皆の興味関心の強いところでSDGsを学べるというテーマに変更したんですよね。
Sさん:ニュースでも一般的に使われている「サステナブル」や「SDGs」。よく耳にするしボンヤリとはわかるけど、「じゃあ具体的に説明して」と言われると、自信ない人が多いんじゃないかな。だから、コミュニティのワークショップを通じて「サステナブルって何?SDGsは何?」という基本的な部分を知ってもらいたいなって気持ちが強かったね。
小町:「サステナブルって何だろう?」と思っていた人がワークショップを通じて「なんだ、意外と取り組みやすいじゃん」と思えたらいいなぁ。そんな想いも込めて「サステナ、ナンダ」というタイトルにしました。
ワークショップを振り返って
小町:続いて、ワークショップの準備や期間中のことを振り返っていきたいと思います。1週目は実力テスト、2週目は講義動画、3週目は展示会、4週目は確認テストといった形で実施しました。
【1週目】実力テスト
小町:1週目、実力テストの担当をしてくれたのはSさんでしたが、いかがでしたか?
Sさん:参加者自身が「SDGsやサステナブルについてどのくらい知ってるのか?」をわかりやすい形式で知ってもらいたいという意図でテストにしました。問題作りはすごく悩みましたね。小町さんやKさんにも相談して、最終的にはSDGsの基本、他社事例、『日新火災 withCaNday』についての問題を作りました。
小町:難易度が絶妙でしたよね。平均点も60点くらいで、バランスのとれた問題だったと思います!作成する上で、どこが難しかったですか?
Sさん:サステナブル関連の言葉や時事問題などの選択肢を作るのが難しかったです。正解ではない選択肢がなかなか思いつかなかったかなぁ。
小町:答えが数字の問題とかは、昨年のデータから引っ張ってきたりしていましたね。問題を作るのが上手いなぁと思っていました!
【2週目】講義動画
小町:続いて、2週目はKさんにSDGsの基礎的なことがわかる動画を作ってもらいました。
Kさん:17の目標+SDGsについて、併せて18本の動画を作りましたが、量が多かったからとにかく大変で(笑)でも、いい経験ができたと思う!今まではSDGsの目標について、何が課題でその目標が作られたのか全く分からなかったけど、資料を作りながら「なるほど!」って知識を深められたよ。資料や文献を調べる中で「皆にとってどこがわかりやすいかな?」と考えることも楽しかった!
小町:作成ありがとうございました!Sさんにも一部担当してもらっていましたが、作っていてどうでした?
Sさん:他社事例と用語集を担当しました。他社事例ではどこの会社を出すか選定が大変でした。小町さんに借りた本の中に同業他社の事例があったので、ひとまずそれを。あとは、その本からNISKでも取り入れられそうだと思った会社も紹介。他にもSNSでも話題になった会社を紹介して、それは1週目の実力テストの問題と連携して出しました。あと、大変だったのはKさんが作った資料の締めの言葉ですかね(笑)何も思いつかなかった……。
小町:ちゃんと資料読み込んでくれた上で、言葉を選んでくれていることが伝わってきました!今後も締めはSさんに任せたいと思うくらいです!
【3週目】展示会
Sさん:3週目は展示会。小町さんが担当したけど、どうでした?
小町:実は、1週間前でテーマ……というか、何をやるのかも、全く決まってなかったです(笑)「あれもやりたい、これもやりたい!」ってやりたいことがたくさんあって。もともとギリギリにならないとやらないタイプだから、1週間前でようやく火がつきました
Sさん:展示会の中で、どこがポイントだったとかある?
小町:1番手ごたえがあったのは、“リアル賞賛コーナー”。シードペーパーを使って、いつもお世話になっている仲間を賞賛しようというコーナーです。シードペーパーについて説明したら、「え!そんな素敵なものがあるの!?」と皆驚いてくれて。その顔を見て、「私はこういうのがやりたかったんだ!」と思いました。皆が知らなかったことを知ることのできる機会を作りたかったし、皆の選択肢を広げていくお手伝いができればいいと思ってたので、達成感がありました!
Kさん:私は、小町さんが作った企業紹介のコーナーが印象的だったよ。全て裏紙に手書きで作っていて。それが良かった!皆の反応も良くて、立ち止まってじっくり読んでいる人も多かったと思う。やっぱり他人事にならない、自分に直結する話だからなのかな?ただ、紙が小さかったから、もっと目立つようにしたかったね!
Sさん:昆虫食の試食会では、おせんべいを食べてもらったけど、それを食べるためだけに来てくれていた人もいたくらい反応が良かった!体験コーナーの魅力は、誰かのアクションのきっかけ作りができること。普段「やってみたい!」と思っても、自分1人で買ったり食べたりすることは勇気がいるよね。会社で提供してくれるのであれば挑戦してみようと思う人もいるんじゃないかな。そういう人たちの背中を押すことができたと思う!
【4週目】確認テスト
小町:最後は確認テスト!担当はSさんでした。
Sさん:確認テストの目的は、今回のワークショップを通じて、どれだけSDGsについて知れたかを確認してもらうこと。1週目の実力テストの問題にプラスして、2週目の講義動画と3週目の展示会から問題を出しました。2週目の講義動画からはKさん、3週目の展示会からは小町さんが各5問ずつ問題を作ってくれましたね。
Kさん:1週目のテストはSくんと小町さんの2人にお任せしたから、問題作りは初めてだったんだよね。想像以上に難しい!2人ともすごい!6月にコミュニティで「SDGsの目標1~17のうち、どれが知りたいか?」というアンケートを取ったことがあって。5問中4問は、そのアンケートの上位に来た目標の問題を作りました!
小町:私は展示会で紹介した9社分クイズを全部作って、そこから5問、アパレル系2問・飲食系2問・コンビニ系1問とバランスよく。1週目と同様、選択肢を考えるのが難しかったけど、問題自体は簡単だったと思います!
Kさん:Sくんが選択肢作るの上手いんだよね。
小町:わかります。言い換えが天才的!noteの記事も書いてほしい。ライターにスカウトしたいけど、ダメですかね?(笑)
まとめ
小町:昨年よりは参加者も増えました。これはこの1年、CaNdayのいろんな活動をしてきた結果、皆がサステナビリティに興味関心が高まった結果だと思っています!また、アンケートで「自分の席で視聴できるものがいい」、「いつでも自由に参加できる形式がいい」といったリクエストがあって、それは取り入れられたと思う。
Sさん:講義動画や実力テストなど、今までやったことのないものを実現できてよかったよね。ただ、少し詰め込み過ぎた気もしていて、それは参加者アンケートでも意見が寄せられていました。そこは反省点。一気にやったことで、おなかいっぱいになってしまった人もいたから、もっと時間をかけても良かった気もします。
Kさん:今回、いかに自分の知識がなかったか痛感しました。講義資料の作成は、ネットで調べて本も読んで、とても勉強になったし知識が吸収された。全体を通していいワークショップで自分も勉強になった。今後の課題は宣伝の仕方ですかね。会社としてやっているプロジェクトだから、皆で足並みそろえてやれるといいよね。
小町:今後もサステナブルについて知ることができるイベントを企画していきます!目標は日新火災の東京本社でイベントをすること。運営メンバーで力を合わせて頑張ります!