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「ルールは簡単、戦略は無数!」CaNdayコミュニティメンバーでボッチャ体験してみた

皆さん、こんにちは!
今回は、日新火災情報システム株式会社(以下、NISK:ニスク)で、2024年1月に実施したCaNdayコミュニティのワークショップ『ボッチャ体験会』についてのお話です。


ワークショップを開催した背景

CaNdayコミュニティのワークショップは年に4回開催で、2024年1月開催が年度内最後のワークショップ。「最後は、みんなで一緒に楽しめる内容にしたいなぁ」とぼんやり考えていました。また、年明けの1月というと(筆者だけかもしれませんが)なんだか仕事に身が入らない状態になってしまうかなと思い、「体を動かしながら取り組めるもの」を選ぶことに。

体操?ストレッチ?スポーツ?……いろいろと考えている中、日新火災のとある事業所で「ボッチャをやりたい!」という声が。ボッチャのセットは会社にあって、身近に経験者もいる……それならば、と「私たちもやりたいです!」と手を挙げました。

「ボッチャ」って知ってる?

そもそも、ボッチャとはどのようなスポーツかご存知でしょうか。「すべての垣根を超えて、誰でもできるスポーツ」とされ、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案され、パラリンピックの正式種目にもなっています。

ルールは簡単!1チーム最大3名(3対3、2対2、1対1)で戦います。赤・青それぞれ6球ずつボールを投げたり、転がしたりして、いかにジャックボール(目標球)に近づけるかを競うスポーツです。

ボッチャの面白さに気付く

筆者はボッチャ未経験且つ球技が大の苦手!「運営側なのに、全くできないなんて笑えないのでは……?」と心配だったため、コートを作ったあと、運営メンバーと共に練習してみました。ボールが意外と重たく感じて驚いたり、勢い良く投げすぎてコートの外にはみ出してしまったり……思い描いているようにいかないから面白い!これは是非たくさんの方に体験してほしいと思いました。

CaNdayコミュニティ限定オリジナルルール

練習をする中で、1つの疑問が生まれました。

「ボッチャをやってただ『楽しいね!』で終わってもいいけど、“ボッチャを体験して良かった”と思ってもらうにはどうしたらいいだろう……?」

そこで運営メンバーでオリジナルルールを考案することに。ボッチャについて調べてみると、競技に参加している方の中には、車椅子に座ったり、足でボールを蹴ったり……様々な方がいることを改めて知りました。それを受け、私たちも様々な投球が出来るようなルールを設けることにしました。

全部で6回ある投球のうち、この表から投球スタイルを1つずつ選びながら試合を進めます。1度選んだ投球スタイルは繰り返し使うことはできません。例えば、1回目に座って投げた場合、2回目は立って蹴る、3回目は座って転がす……。様々な投球スタイルを設けたことで、より戦略が重要になりました。このオリジナルルールがあれば、“どんな人でも、どんな状況でも、ボッチャはみんなで一緒に楽しむことができるスポーツ”だということを改めて実感してもらえるだろうと考えました。

ワークショップ開催!


今回のワークショップは「ボッチャ体験会」という名前で、より多くの人に体験してもらうべく2日間の開催としました。参加した社員の数は24人!ほとんどの人がボッチャに対して、どんなスポーツかぼんやりとしか把握していない様子でした。

そんな中、始まった体験会。「ボッチャとは何か?」という基本的なところから説明をしていきます。今回はオリジナルルールもあるため、デモンストレーションを交えながら、ルールの説明をしました。

実際に体験会が始まると、想像以上の盛り上がり!投げたボールがジャックボールに近づく度に「上手い!」と拍手が起こる会場、投げる時にバックスピンをかけて会場を沸かせる人……!たとえ変な方向にボールが行ってしまっても「大丈夫、大丈夫!」とチームで励まし合いながら、ゲームは進んでいきます。「次、どうする?」と入念に作戦会議をしているチームもありました。このように、プレーヤーも応援している人も皆で夢中になって参加してくれているようでした。

参加者アンケートの結果

2日間のボッチャ体験会を終えた後、参加してくれた社員にアンケートを実施しました。

パラスポーツへの興味関心

アンケートに回答してくれた全員が「パラスポーツへの興味関心が高まった」と回答してくれました。2024年は、パリパラリンピックが開催されます。筆者もこのワークショップを通じてパラスポーツへの興味関心が高まり、今年のパリパラリンピックはボッチャをはじめ、その他パラスポーツの競技を観てみたいと思いました!

ワークショップの感想

★公式球の感触や基本的なルールを体験しながら知ることができ、参加して良かった。
★誰でも簡単に参加できるのが魅力的なスポーツだと感じた。
★ルールはシンプルだけど、見た目以上に難しくて面白いスポーツであることを知った。
★普段関わることのない人と業務外で関われたのが良かった。
★もっと人を呼んで、皆でまたやりたい!

体と頭を使うスポーツ「ボッチャ」の面白さに気付いた参加者も多かったようです。中には「今年のパラリンピックが楽しみになった」という声も挙がりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回のボッチャ体験会には、新人からベテランまで様々な年代の社員が参加しました。普段は業務であまり接しない社員同士でも、勝利を目指すために真剣に相談したり、声を掛け合ったりして、コミュニケーションを盛んに取っていた印象です。2日間の開催を通して、改めてボッチャの1番の魅力は「どんな人でもみんなで一緒に楽しめるところ」だと感じました。

また、アンケートにもあったように、今後もボッチャをはじめとするパラスポーツに触れる機会を作っていきたいと考えています。

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