「誰かの役に立ちたい」、その気持ちを行動へ。働きながら出来る社会貢献活動4選
「困っている人や悩んでいる人、誰かの役に立つことがしたい。」
そんな想いはあっても、仕事が忙しかったりするとなかなか参加できない社会貢献(ボランティア)活動。こちらの調査では、活動をしていない理由として、「仕事・学業・家事などで時間的余裕がない」との回答が1番多いことがわかります。
東京都生活文化局「ボランティア行動等実態調査【速報】」
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/01/18/documents/08.pdf
たしかに1日かけて参加するものが多いですし、あまり簡単に取り組めるイメージが少ないかもしれませんね。
この記事では、個人で簡単に参加できる社会貢献活動を4つご紹介します。記事を読んで、自分にもできることを探してみませんか?
懐かしい人も多い?ベルマーク運動
「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」
そんな願いから始まった、ベルマーク運動。学生時代、学校でベルマークを回収していた人もいるのではないでしょうか?
集められたベルマークは、学校づくりや厳しい教育環境にある子どもたちへの支援に繋がります。
ベルマーク運動に参加できるのは保育園や幼稚園、小学校、中学校、高校などの学校です。2006年からは公民館や大学などの学習団体が参加できるようになりました。
参加方法
ベルマーク運動は、個人でも協力可能です。まず、ベルマークがついてる商品を購入し、切って集めます。集めたベルマークは、運動に参加登録している団体に寄贈するか、直接財団に送付することもできます!
▼こちらのサイトからベルマーク商品を検索できます!
※直接財団に寄付する場合は、こちらのサイトをご覧ください。
捨てずに集める、ペットボトルキャップ
ペットボトルを飲み終わったら、きちんとキャップと本体を分別していますか?もしかしたら、本体はリサイクルに出して、キャップは捨ててしまっている人も多いかもしれません。ですが、ペットボトルのキャップは回収してもらうことができます。
回収されたペットボトルキャップ1,000個で、ポリオワクチン1人分贈ることが可能。開発発展途上国の子どもたちの命を救えることはもちろん、リサイクルされるためゴミやCO2の削減にも繋がります。
参加方法
もしキャップをそのまま捨ててしまっているという方は、次回からペットボトルからキャップを取り外し、回収箱へ入れるようにしてみてくださいね!お近くのスーパーや薬局などの回収ボックスへ持ち込むことができます。
▼こちらのサイトから回収ボックスを設置しているお店を探せます!
使用済み切手運動で海外医療の力に
使用済み切手は、日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)へ寄贈されます。
集められた切手はコレクターの協力により換金され、海外の保健医療事情に恵まれない医療や看護師・保健師などの医療従事者を派遣するための費用や、現地の医療従事者に対する学資援助の一部として役立てられます。
参加方法
封筒やハガキに貼ってある切手のおよそ1cmくらいを残して切り取り、封筒に入れましょう。
下記の①②どちらかの宛先に郵便で送ってください。
① 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-51 JOCS東京事務局 切手部
(電話番号:03-3208-2418)
② 〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町2-30大阪聖パウロ教会3階 JOCS関西事務局
(電話番号:06-6359-7277)
使い捨てコンタクトレンズの空ケースは再資源化
使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、リサイクルされ再資源化されます。その対価を全額日本アイバンク協会へ寄付する取り組みです。また、焼却処分せずにリサイクルすることで、CO2の削減にも寄与します。
参加方法
使い捨てコンタクトレンズ空ケースのアルミシートを完全にはがして、リサイクル業者に回収してもらいます。
「コンタクトのアイシティ」ではメーカーや購入場所問わず、空ケースの回収を行っているようです。お近くの「コンタクトのアイシティ」に持っていってみてください!
おわりに
働きながらも参加しやすい、社会貢献活動をご紹介しました。ペットボトルキャップや使用済み切手などの普段は捨ててしまいがちな物も、立派な資源や誰かの役に立つこととして活用できます。是非、気軽に参加してみてくださいね!