HASSYADAI social×日新火災 ~「お仕事図鑑」を通じて若者の未来の選択のお手伝いをしていきます!~
こんにちは。この度日新火災は、2023年10月から、16歳~24歳の若者向けキャリア教育支援団体『HASSYADAI social(以下「ハッシャダイソーシャル」)』とパートナー連携を開始しました。今回は、その背景やプログラム実施までの裏話など、ニュースリリースだけでは語れないことを書いていきたいと思います。
★「お仕事図鑑」とは
ハッシャダイソーシャルが運営を行う高校生向けキャリア教育プログラム。若者の進路選択における、「知らなければ選択することもできない」という課題に対し、“知る”ことから興味関心を広げ、自らのキャリアについて考える姿勢を育み、主体的なキャリア選択の機会を広げることをねらいとする取り組みです。全国 13 都道府県、約 450 校、約 50,000 名の高校生に対しプログラム・講演実績のあるハッシャダイソーシャルが、各高校のキャリア教育の時間を活用し、日本の各種業界の企業、団体と連携し、その業界の歴史、文化、そこで働く人々の想いを次世代の若者に伝えています。
★ニュースリリースはこちら
日新火災HP
https://www.nisshinfire.co.jp/news_release/pdf/news240116.pdf
ハッシャダイソーシャル・勝山さんの熱意に共感
ハッシャダイソーシャルは、近年ドキュメンタリー番組や新聞、雑誌などで取り上げられることも多いため、ご存知の方もいるかもしれません。2023年5月、同社の代表・勝山恵一さん(以下、勝山さん)から、日新火災・経営企画部・広報部門に電話が入りました。「『ハッシャダイソーシャル』をご存知ですか」という質問から始まり、団体設立のきっかけや想いなどを勝山さんが話してくれました。
その時初めてお話ししたのにも関わらず、対話時間は数十分。話を聞きながら「なんだかワクワクする!」と感じました。そのワクワクの正体は、「うわべではなく本気で若者の将来を考えて、必要としている道筋や機会を提供するための活動をしていることの熱意」を電話越しに感じたことが一番大きいかもしれません。また、そんな団体とであれば自分達だけでは無しえない次世代とのよい接点を築けるのではないか、と期待を感じました。
日新火災がパートナーになることの意味
勝山さん曰く、高校生にとっては、日常生活の上で接することが少ない金融業界や保険業界については認知度が低く、先生方からも金融や保険に関するキャリア教育のニーズが高いと。一方で、「保険を含む金融業界とはまだ連携できていないので、高校生向けキャリアプログラム「お仕事図鑑」で連携したい」と言っていただきました。お仕事図鑑の対象校は全国(公立、私立、通信)と幅広ですが、どの高校にとっても意味のある取り組みに出来るはずだと。
ただ、気になる点がありました。日新火災は高卒採用をしていません。プログラムを実施して日新火災や損害保険業界に興味を持ったとしても、卒業後の職業選択に繋がりづらいのではないか。しかし、勝山さん曰く「ここがまさに選択肢を広げることにあたると思っています。大学へ進学するという道を選ぶきっかけ、進学することで、その後の職業選択肢の拡大につながるところを生徒さんに届けられれば、プログラムを実施する意味が大いにあります。」ということでした。その説明に納得!パートナー連携することについて、社内でも承認を経て、正式に連携が開始しました。
勝山さんへインタビュー
★日新火災にコンタクトを取る背景や、連携開始への想いについてお聞かせください。
「私達は日本全国の若者が自分の人生を自分で選択し、豊かなキャリア、人生を歩めるキッカケを届けるために新たな学びや出会い、体験の機会を届けています。今回は私達が教育機関に提供しているキャリア教育プログラム、お仕事図鑑を日新火災様とご連携させて頂きました。お仕事図鑑は日本の様々な業界の歴史や文化、そこで働く方々の志、キャリアを次世代の若者に伝えていくことを目的に行っております。
今回、ご連絡をさせて頂いた背景には下記の様な想いがあります。
保険は無形商品であり、高校生にとっては保険契約をする機会もなく、そこで働く方々の生き方、想い、業界を知る機会は中々ありません。だからこそ、日新火災と連携することで、保険業界の歴史、業界、そこで働く方々の志を次世代の若者に伝え、キャリアの選択肢の一つにしてもらいたい、また、いざ自分が保険に加入する時にしっかりと理解ができ、納得のいく保険加入ができる様に取り組みをさせて頂きたいと思いました。
また、日新火災で働く皆さまの熱い想い、志に感銘を受けたのも非常に大きいです。皆さまと共に若者に機会を届けられる事が本当に嬉しく、引き続き全国の若者に機会を届けていきたいと思っています。」
誰が登壇するか
初回の「お仕事図鑑」は、通信制高校のカシマ教育グループに決定しました。損害保険会社と一言で言っても、営業部門・損害対応部門(いわゆる現場部門)、人事部門、保険商品企画部門・事業推進部門・経営企画部門・IT部門など(いわゆる本社部門)、様々です。
「どの業務に携わる人の話であれば、通信制高校の生徒さんに興味深く聞いてもらえるのだろう……。」
事前の打ち合わせでは、勝山さんから「保険会社の経営企画部がどのような仕事をしているのか、個人的にも興味があるので是非登壇を!」と勧めを受けていました。社内打ち合わせを経て人選した結果、営業・事故対応経験のあるⅯさん(事業推進部)、営業経験歴のあるUさん(経営企画部)の2名が登壇することになりました。
選出した後に分かったことですが、事業推進部のⅯさんは、なんと通信制高校出身!生徒のみなさんに参考になる経験談を伝えられる気がしてなりません。
いよいよ当日!キャリア教育プログラム「お仕事図鑑」
ファシリテーターは、ハッシャダイソーシャルの森本さん。生徒さん達の代弁者として、また本人としても「私が一番楽しんでます!」と言いながら興味津々で2人の話を聞いてくれました。森本さんとの対話が進むにつれ、自分の良さを生かし、背伸びをせずとも社会人として活躍している2人の人となりが見えてきます。触れる機会が少ない業界のことや保険のことももちろんですが、生徒さんたちから関心が高かったのは、高校のうちに学んでおいた方がよいこと、どういうきっかけやプロセスで進路を選択したか、仕事をする上での信頼関係の気づき方などの話だったのではないでしょうか。
詳細はコチラ
実施後のアンケートでいただいた生徒さんから嬉しい声の数々。鹿島通信高等学校のみなさん、ありがとうございました。知らなかった世界を知って、小さなことでも自分なりに気づきを感じ、進んでください。日新火災も応援しています!
ハッシャダイソーシャル×日新火災 これから
今後も、他の学校での「お仕事図鑑」の実施や、興味を持ってくれた生徒さんを招いての会社見学や座談会などを検討し、「Choose Your Life!」のお手伝いをしていきたいと考えています。