場所がない、片付けが面倒?夏の風物詩・手持ち花火を楽しむためのヒント
夏の風物詩である、花火。毎年全国各地で花火大会が開催されるなど、大いに盛り上がりますよね。また、家族や友だちとする手持ち花火は素敵な思い出づくりにも最適です。しかし、手持ち花火を楽しむとなると、そもそも花火をやる場所がなかったり、ごみの問題があったり……。そんな課題を解決する方法を調査してみました。
花火ってどこでできるの?
まず、「花火ってどこでできるの?」という問題。筆者が手持ち花火で遊ぶ場合、自宅の敷地内でやりますが、近所の方に迷惑にならないかヒヤヒヤしています。そう思って近所の公園を見てみると「花火禁止」の文字がありました。家でも公園でも楽しめないとなると、一体どこで……。
住んでいる地域の花火使用について検索する
都道府県・市町村もしくは自治体で火気の使用についてルールを定めているようですので、「(住んでいる地域) 花火 できる場所」で検索してみましょう。例として、日新火災のさいたま本社がある「さいたま市」で調べてみると、さいたま市の公式サイトに以下の記載がありました。
令和6年度については、次の公園にて花火ができるエリアの開設があります。
さいたま市のように地域によっては、「XX時までならOK」「手持ち花火はOKだけど、打ち上げ花火はNG」など、細かいルールを設けているところもあるので、手持ち花火で遊ぶ前によく調べてみることをオススメします。
アプリで検索する
様々な花火を取り扱っている若松屋からは、花火で遊ぶ場所・買う場所、花火大会情報を検索できる『Hanabi-Navi』がリリースされています。2024年7月時点では、以下の都道府県の情報が掲載されています。
見たいエリアをタップすると、花火ができるところにピンがついた地図が表示されます。一度にチェックすることができるため、とても便利です!他のエリアも今後情報公開されるようなので、楽しみですね!是非、活用してみてください。
花火って近所迷惑?
花火を自宅の敷地で楽しむ場合、近所の人に迷惑がかからないかどうかが気になるところですよね。花火の音や煙、騒いでいる声で迷惑をかけてしまう可能性もあるため、花火をする時間帯を気にしないといけません。夏は日も長いため、まだ少し明るい18時くらいから準備を始めて、20時前には終わらせる、など近隣住民の方への配慮が必要です。また、風の強い日は花火で遊ぶのは控えるようにしましょう。
花火の選び方を工夫する
手持ち花火には、ススキ花火、スパーク花火、線香花火、変色花火、手筒花火など様々な種類がありますよね。また、地面に置いて着火する、ねずみ花火、噴出花火、へび花火、ロケット花火などもあります。
中でも、煙が少ない花火は「スパーク花火」、音が控えめなのが「線香花火」と言われています。このように、音や煙の出にくい花火の種類を知っておけば、時間帯や遊ぶ場所によって周りに配慮した遊び方ができますね。なお、最近は煙が少なめの花火がトレンドになっており、そういった花火のパッケージには「煙少なめ」と書かれているようです!煙が気になる方は、パッケージをよくチェックしましょう。
花火って片付けが面倒?
手持ち花火で遊ぶ際に用意するものと言えば、水の入ったバケツ。消えた花火をバケツの水に入れることで、火を消してくれます。ただ、問題は片付けの時!花火の燃えカスが入って汚くなってしまった水はどこに捨てればいいかわからなかったり、捨てるためにバケツから花火を拾い上げて手が汚れたり……。そんな悩みを紹介してくれるアイテムを見つけました。
稲垣屋:はなび固めてポイ!!
稲垣屋の『はなび固めてポイ!!』は、ジェル状に固めた水で消火して、そのまま捨てられる消火用袋。バケツの用意も必要ないし、汚れた水を捨てることもないから、非常に便利ですね!
環境に配慮された花火があるらしい!
暑い季節になってくると、スーパーやコンビニの入り口付近で売られているのが目に留まる花火セット。筆者はそれを見る度に「今年こそ花火をやりたいなぁ……」と思います。そんな手持ち花火のパッケージをよく見たことはありますか?紙の台紙、種類ごとにプラスチックの袋で包装された花火、台紙と袋をくっつけるためのセロハンテープ……!様々な素材で梱包された花火セットは、分別が大変ですよね。
そんな中、見つけたのは「エコパッケージ花火」という商品でした。
若松屋:エコパッケージ花火
上記で紹介した『Hanabi-Navi』を出している若松屋の商品で、2023年にリリースされた『エコパッケージ花火』。従来の(おもちゃ)花火と比べてプラスチック、製造コスト、輸送コストの3つを削減し、花火の本数を20%増量させた花火セットです。
2023年には、紙1.8t(A4用紙42万枚)、プラスチック0.8t(500mlペットボトル2.6万本)の資材を削減!2024年は、紙11t(A4用紙242万枚)、プラスチック4.1t(500mlペットボトル14万本)削減を目指しているようです。
実際に花火をやってみた!
日新火災海上保険さいたま本社の敷地内で実際に『はなび固めてポイ!!』と 『エコパッケージ花火』を使って撮影を実施。参加した社員に『はなび固めてポイ!!』と『エコパッケージ花火』を使った感想をもらいました。
『はなび固めてポイ!!』を使ってみて
『はなび固めてポイ!!』を開封し、水の中に凝固剤を入れると、わずか数秒でジェル状に変化!その様子を見て社員からは「おぉ!」と声があがりました。最初は「これに入れるだけでいいの?」と戸惑う姿もありましたが、『はなび固めてポイ!!』の中にスッと刺すだけで処理できる便利さに感動している社員も!
社員のTさんは「自分で花火をする際、水の入ったバケツに終わった花火を入れていました。その花火の残骸と濁った水を処理するのにいつも困っていたので、これだけで済むのは非常に助かります!」と話してくれました。
『エコパッケージ花火』を使ってみて
今回撮影に使用したのは『エコパッケージ花火』の「EP-04(煙少なめ)」です。コンパクトな見た目ですが、驚いたのは量の多さ!社員たちは「いっぱいあるから、これなら長く遊べる!」と喜んでいました。
社員のSさんは「花火というと、セロハンテープが台紙にくっついてて花火がなかなか取り出しづらいイメージがありました。しかし、『エコパッケージ花火』は取り出しやすいし、ゴミが圧倒的に少ないから良かったです。」と感想をくれました。
おわりに
今回は、手持ち花火をやる時の課題を解決する方法をご紹介しました。
また、今年の夏は、記事内で紹介した『はなび固めてポイ!!』や『エコパッケージ花火』を使って、ルールを守りながらサステナブルに遊びましょう!