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【防災アイデア】ペットボトル+1アイテムで簡単!ランタンとシャワーの作り方

毎年9月は「防災月間」。近年増えている自然災害に備え、防災に関する知識を深める期間とされています。この記事では、災害時、電気や水道などのライフラインが止まる可能性を考え、身近なある物で作る防災アイデアをご紹介。

今回は、ペットボトル1本+αを使って簡単に作ることができる、ランタンとシャワーをご紹介します。


スマホライトで照らす、ペットボトルランタン

今年の夏は、ゲリラ豪雨が多発しましたね。激しい大雨や雷によって停電の被害にあった方も多いのではないでしょうか。急な停電に備えて用意しておきたいのは、ペットボトル1本+スマホ!

ライトをつけた状態のスマホの上に、水の入ったペットボトルを置くだけ。スマホのライトだけでも充分ですが、より広い範囲を照らしたい方にオススメな方法です。

スマホはライト以外に情報収集などで使う場面が多いです。充電が心配な方は、スマホの代わりに懐中電灯を使いましょう。

ペットボトルの中身によって明るさは変わる?

今回は、水、お茶(緑茶)、スポーツドリンクで光の明るさの違いを実験してみました。実際に試してみて感じた、明るさランキングはこちらです。

(1位)スポーツドリンク
白く光るため、眩しさを感じるくらい明るくなった印象です。

(2位)水
光がふわっと広がり、広範囲を照らすことができそうです。

(3位)お茶(緑茶)
お洒落なランタンのような光り方にはなりますが、1位2位と比べると明るさは弱かったです。

 写真だと少しわかりにくいかもしれませんが、編集部的にはスポーツドリンクが1番明るさを感じました。是非、参考にしてみてくださいね。

節水になる、ペットボトルシャワー

災害時、貴重な水を無駄にしないためにも、節水が必要です。ペットボトルの水を使って手を洗おうとした場合、キャップを開けて傾けると水がドバドバとたくさん出てしまう可能性が考えられます。そうならないためにも、ペットボトルシャワーを作ってみましょう。

用意するのは、ペットボトル1本+画鋲(穴を開けられるものであればOK)!作り方は、ペットボトルキャップに必要な数だけ穴を開けるだけ。穴を開けたペットボトルキャップを取り付ければ完成です!この時、ペンなどで印をつけるとわかりやすいです。必ず平面の上で作業しましょう。(※画鋲などは鋭利で危ないため、必ず大人の方が作業してください。)

ペットボトルを押すと水が出て、力を弱めると止まります。使いたい量を自分で調整できるため、とても便利!

水の量は変わる?

普通ver.
シャワーver

普通にペットボトルの蓋を開けて水を出す方法とペットボトルシャワーでどのくらい水の量が変わるのか、どちらも5秒間ほど水を出して実験しました。

赤線①(下)は、いつも通りペットボトルの蓋を開けて水を出した方の残量、赤線②(上)はペットボトルシャワーで水を出した方の残量の印です。ペットボトルシャワーで水を出した際には、あまり差がないのではと不安でしたが、驚き!正確な量を測って比べたわけではないですが、節水効果があることを実感しました。

おわりに

今回は、ペットボトルを使った防災アイデアをご紹介しました。記事を書くにあたって、ランタンもシャワーも作ってみましたが、実際に作ることで様々な発見があったように感じます。どちらも簡単にできるものなので、是非、もしもの時に備えて、皆さんも1度作ってみてくださいね。

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