毎年９月は「防災月間」。近年増えている自然災害に備え、防災に関する知識を深める期間とされています。皆さんの中にも、備えの1つとして防災バッグを用意している人は多いと思います。必要な物を防災リュックに詰め込んで安心……と思いきや、「この重さを背負って避難できる！？」と不安を感じた経験ありませんか？

実はそれ、たったのひと工夫で軽く感じるかも…！

入れる順番を替えるだけ！

通常、水や食料など、頑丈で重たい物を入れてから衣類やタオルなどの軽い物を入れがちですが、防災リリュックに詰め込む時は逆なんです！衣類やタオル⇒水や食料というように、軽い物から重たい物を順番に入れてみましょう。

重たい物が下になるように入れていると、下に引っ張られるような感じで重さを感じるようです。肩と重たい物を近くにするだけで、軽く感じるようになるとか。

実際にやってみた

とはいえ、「そんなわけ……！」とまだまだ半信半疑だった編集部。体験してみないとわからないので、実際に編集部・クロさんが代表してやってみました。

まず、リュックに水2L×2本を入れてから、衣類やタオルの順に収納します。肩にずっしりとした重みを感じたようでした。

続いて、衣類やタオル⇒水2L×2本の順で入れてみました。

背負った瞬間、「おぉ！！！」と言う声が！

重さの違いを実感したクロさんに感想を聞いてみました。

クロさんの感想

正直、実際に試すまでは違いを感じるほどの差は出ないのではと思っていましたが、ちゃんと違いがわかる差があり驚きました。防災の時だけでなく、旅行の時などにも役立つ知識ですので、覚えておきたいなと思いました。

おわりに

「防災リュックが重い」というだけで、肩への負担はもちろん、ストレスにもなりそうです。災害時は、交通機関が止まることも想定され、長距離を歩くことも余儀なくされます。そんな時のためにも、このひと工夫を覚えておけば、役に立ちそうですね！